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カタールのエースは代表資格なし?UAEが抗議文提出決勝へ影響は?

スポーツ
pixel2013 / Pixabay

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2019/2/1更新

サッカーアジアカップの決勝戦『日本VSカタール』が待ちきれないですが、アジアカップ

を根底から揺るがす疑惑が発覚しました。

 

その内容は、カタールのエースで現在得点王のアルモエズ・アリ(22)とDFのバッサム・ア

ラウィ(21)がカタールの代表としての資格がないのではないかという疑惑です。

 

実は、アルモエズ・アリ選手はスーダン出身、バッサム・アラウィ選手はイラク出身で国際

サッカー連盟(FIFA)の規則では『18歳になった後、関係する協会の域内で少なくとも5年

にわたって暮らした選手』に代表資格を与えるとなっていて二人ともこれに該当しません。

 

そもそも2人は22歳と21歳なので18歳からカタールに住んでいたとしても3年と4年し

か暮らしていないことになりますよね。

 

現実的には日本戦を前に結論が出ないと思いますのでアルモエズ・アリ選手とバッサム・アラ

ウィ選手はおそらく出場すると思いますが、現在、準決勝で敗れたUAEが猛抗議中。

 

準決勝ではUAEとカタールが国交断絶中ということもありとても荒れた試合になっていました

ね。

 

ペットボトルやサンダルが観客席からたくさん飛んできていましたね。

 

UAE側の抗議が認められるかどうかは今後注目が集まりますが、一体なぜこういった代表資

格の問題が出てくるのでしょうか?

 

サッカーの国際大会における代表資格について調べてみましたのでお伝えします。

Prawny / Pixabay

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ナショナルチーム資格

国際大会ににおいて代表チーム(ナショナルチーム)に参加するには、『原則として当該国の国

籍をもち、かつ他国の代表歴のない選手に代表資格がある。ただし、二重国籍には特例が設け

られる場合がある。』と明確に表現されています。

 

また、国際サッカー連盟は規約で2つの国際サッカー連盟に加盟する国が代表チームを編成し

て行う試合を国際マッチと定義し、その中でも年齢制限なしの最強の代表チームが出場する試

合を国際Aマッチと呼びます。国際Aマッチに出場するチームをA代表やフル代表と日本では呼

ばれていますよね。

 

このA代表に出場する選手は原則、生涯1代表となっています。

 

国際サッカー連盟と一言で言ってもサッカーのほかにビーチサッカーやフットサルも統括して

います。

 

この3種類のサッカーの中でも生涯1代表という原則は変わりません。

 

例えば、フットサルの選手がブラジル代表として選出されAマッチに出場するかワールドカッ

プなどの国際試合に参加した場合、サッカーとビーチサッカーであっても他国の代表になる

ことは出来ません。

 

なぜこんなに細かく規定されているの?

日本ではあまり考えられないことが海外の代表では起きているということです。

 

そもそも日本では二重国籍を認めていません。

 

過去にも外国籍だった選手が日本の国籍を所得して日本代表として活躍した選手はいます。

 

例外なくすべて日本人になって代表選出されているということです。もちろん他国の代表経

験もありません。

 

なぜこのように細かく規定されているかというと、事の発端は1934年までさかのぼります。

 

1934年の第2回イタリアワールドカップでイタリア代表が優勝するためにアルゼンチン代表

の主力メンバー2人を気化させて代表メンバーに加えました。この大会でイタリア代表は優勝

することになります。

 

もともと昔から経済格差の影響で南米からヨーロッパのクラブチームでプレーするために選手

が集まるようになり、そのままヨーロッパの国々の代表になる選手が増えたのです。

 

南米の国々はこの影響で選手不足に悩むことになり南米の国々からFIFAに働きかけ1962年第7

回チリワールドカップ終了後から選手は生涯1代表と決められました。

気化して日本代表になったレジェンドたち

日本代表にも過去に異国から気化し日本代表で活躍した選手はいます。

ラモス瑠偉

1957年2月9日生まれ。ブラジル出身。

 

1977年に読売クラブに入団。

 

1989年日本の国籍所得。

 

1990年代表初選出。

 

以降、国際Aマッチ32試合出場、1得点

 

呂比須ワグナー

1969年1月29日生まれ。ブラジル出身。

 

1697年日産自動車に入団。

 

1997年日本国籍所得。

 

1997年に日本代表に初選出。

 

以降、国際Aマッチ20試合出場、5得点

 

三都主アレサンドロ

1977年7月20日生まれ。ブラジル出身。

 

明徳義塾高校卒業後清水エスパルスの練習生として参加し、1997年正式加入。

 

2001年日本国籍所得。

 

2002年代表初選出。

 

以降、国際Aマッチ82試合出場、7得点。

 

田中マルクス闘莉王

1981年4月24日生まれ。ブラジル出身。

 

2001年にサンフレッチェ広島に入団。

 

2003年日本国籍所得。

 

2006年代表初選出。

 

以降、国際Aマッチ43試合出場、8得点。

 

全員が日本代表で活躍したレジェンドたちですね。

 

最近は帰化選手が活躍しているところは見かけませんが、どんどん出てきてほしいものです。

UAEが抗議文提出

このまま終わるわけありませんよね。

 

UAEとカタールの国の関係は前述しましたが、抗議文を提出し内容を確認中です。

 

一体どのような結末を迎えるんでしょうか?

 

非常に楽しみです。

 

まとめ

日本代表とカタール代表が激突するアジアカップ決勝。

 

本当に楽しみにしていましたが、このような疑惑が表ざたになり少し違う部分に神経が

行ってしまいますね。

 

大迫選手の得点にも期待していますが、渦中の中にいるアルモエズ・アリ選手は現在8得

点で一体何点取るのかというのも期待しています。

 

とにかく代表資格問題はいったん置いといて今日のアジアカップ決勝で日本大学が勝利す

ることを期待しましょう。

 

以上です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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