
2019/1/26更新
今年の6月にブラジルで開催されるコパ・アメリカの抽選会が24日(日本時間25日)に行われ、日本はグループCに入ることになりました。
1999年以来の招待を受けて参戦の日本代表。
活躍を期待しますが今回は南米ではすさまじい盛り上がりを見せるコパアメリカについて詳しくお伝えします。
コパ・アメリカの歴史
コパ・アメリカの歴史は古く1916年、当時は南米選手権として第1回大会が開催されました。
第1回大会の参加国はアルゼンチン、ブラジル、ウルグアイ、チリの4か国でアルゼンチンで開催されました。
1921年にはパラグアイが、1927年にはペルー、1939年にはエクアドル、1945年にはコロンビア、1967年にはベネズエラが参加し南米の10か国すべてが参加する大会になりました。
現在のコパアメリカという名称は1975年大会から使用されています。
1993年のエクアドル大会から南米10か国以外の地域から招待することになり、北中米のアメリカとメキシコを招待し開催。
通常はメキシコともう1か国をアメリカやコスタリカ、ホンジュラスといった地理的に南米までの距離が近い国を招待していますが1999年のパラグアイ大会には日本が招待されました。
実は2011年大会にも日本は招待されていましたが東日本大震災の影響で出場を辞退しました。
南米選手権
回 | 開催年 | 開催国 | 優勝国 | 出場国数 |
1 | 1916 | アルゼンチン | ウルグアイ | 4 |
2 | 1917 | ウルグアイ | ウルグアイ | 4 |
3 | 1919 | ブラジル | ブラジル | 4 |
4 | 1920 | チリ | ウルグアイ | 4 |
5 | 1921 | アルゼンチン | アルゼンチン | 4 |
6 | 1922 | ブラジル | ブラジル | 5 |
7 | 1923 | ウルグアイ | ウルグアイ | 4 |
8 | 1924 | ウルグアイ | ウルグアイ | 4 |
9 | 1925 | アルゼンチン | アルゼンチン | 3 |
10 | 1926 | チリ | ウルグアイ | 5 |
11 | 1927 | ペルー | アルゼンチン | 4 |
12 | 1929 | アルゼンチン | アルゼンチン | 4 |
13 | 1935 | ペルー | ウルグアイ | 4 |
14 | 1937 | アルゼンチン | アルゼンチン | 6 |
15 | 1939 | ペルー | ペルー | 5 |
16 | 1941 | チリ | アルゼンチン | 5 |
17 | 1942 | ウルグアイ | ウルグアイ | 7 |
18 | 1945 | チリ | アルゼンチン | 7 |
19 | 1946 | アルゼンチン | アルゼンチン | 6 |
20 | 1947 | エクアドル | アルゼンチン | 8 |
21 | 1949 | ブラジル | ブラジル | 8 |
22 | 1953 | ペルー | パラグアイ | 7 |
23 | 1955 | チリ | アルゼンチン | 6 |
24 | 1956 | ウルグアイ | ウルグアイ | 6 |
25 | 1957 | ペルー | アルゼンチン | 7 |
26 | 1959 | アルゼンチン | アルゼンチン | 7 |
27 | 1959 | エクアドル | ウルグアイ | 5 |
28 | 1963 | ボリビア | ボリビア | 7 |
29 | 1967 | ウルグアイ | ウルグアイ | 6 |
コパ・アメリカ
回 | 開催年 | 開催国 | 優勝国 | 出場国数 |
30 | 1975 | ホーム&アウェイ | ペルー | 10 |
31 | 1979 | ホーム&アウェイ | パラグアイ | 10 |
32 | 1983 | ホーム&アウェイ | ウルグアイ | 10 |
33 | 1987 | アルゼンチン | ウルグアイ | 10 |
34 | 1989 | ブラジル | ブラジル | 10 |
35 | 1991 | チリ | アルゼンチン | 10 |
36 | 1993 | エクアドル | アルゼンチン | 12 |
37 | 1995 | ウルグアイ | ウルグアイ | 12 |
38 | 1997 | ボリビア | ブラジル | 12 |
39 | 1999 | パラグアイ | ブラジル | 12 |
40 | 2001 | コロンビア | コロンビア | 12 |
41 | 2004 | ペルー | ブラジル | 12 |
42 | 2007 | ベネズエラ | ブラジル | 12 |
43 | 2011 | アルゼンチン | ウルグアイ | 12 |
44 | 2015 | チリ | チリ | 12 |
45 | 2016 | アメリカ | チリ | 16 |
46 | 2019 | ブラジル | 12 | |
47 | 2024 | エクアドル | 12 |
どの国が一番優勝している?
1位

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ウルグアイ 優勝回数15回
2位

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アルゼンチン 優勝回数14回
3位

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ブラジル 優勝回数8回
ウルグアイとは意外でしたね。
実はワールドカップの第1回大会の優勝もウルグアイです。
日本代表はどこまでやれる??
現在アジアカップを戦っている日本はベスト4まで残っています。
すべての試合で1点差とはいえ見事なものです。
しかし、相手が格段にレベルが上がる南米勢を相手に果たしてどこまでやれるんでしょうか?
比較対象にはならないかもしれませんが1999年のパラグアイ大会に日本代表が出場したとき、初戦はペルーと戦って2-3。
続く2戦目は地元パラグアイと戦い0-4と大敗。
3戦目のボリビア戦は善戦したものの1-1の引き分けで1勝もできず勝ち点1の最下位でリーグ戦敗退となってしまいました。
当時はジュビロ磐田の名波選手や名古屋グランパスエイトの呂比須選手などを中心に得点力もありまとまったチームでしたが1勝もできませんでしたね。
やはり南米のチームは身体能力も技術も日本代表の選手よりも圧倒的に優れている印象でした。
今回参加する日本代表メンバーはおそらくアジアカップのメンバーが中心になると思いますが、アジアカップではあまり出番のないスペインのリーガエスパニョーラで活躍している乾選手や中島翔也選手が試合をかき回すところがあると面白いんじゃないかと思いますが・・・
個人的な感想はさておき
優勝とまではいきませんがグループリーグを突破して1試合でも多く南米の強いチームと戦ってほしいと思います。
残念ながら強豪ウルグアイやチリと同じグループにはなりましたが・・・
がんばれニッポン!!!
おとなり韓国の反応
最近、韓国との関係がうまくいっていない日本ですが、韓国の国民の反応はどうでしょうか?
ネット上で『なんで韓国が招待されないのだ』と不満を書き込む人たちが続出。
まあ、別に日本がお願いして頼んでるわけじゃありませんけどねえ。
この手の書き込みは韓国は多いですね。
今大会の出場国
今大会は南米の国と招待国が日本とカタールが参加します。
グループ組み合わせは
グループA | ブラジル・ボリビア・ベネズエラ・ペルー |
グループB | アルゼンチン・コロンビア・パラグアイ・カタール |
グループC | ウルグアイ・エクアドル・日本・チリ |
となりました。
どこに入っても強豪国揃いですねえ。
今大会の優勝候補は
なんといってもブラジルでしょう。
某大手ブックメーカーでも2.75倍でブラジルが人気。
続いてアルゼンチンの3.6倍となっています。
しかし、ブラジルはコパ・アメリカでの成績はあまりよくありません。
前述しましたがブラジル優勝8回に対してウルグアイ16回と少し話されていますよね。
今回もメンバーはそろっていますが果たしてどこまで行くのでしょうか?
優勝をを期待しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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