こんにちは、KEIGOです。
現在は横浜の名物といわれるほどになったシウマイ(シューマイ)。
崎陽軒のシウマイは何度食べてもおいしいですね。
そんな崎陽軒から発売されている駅弁のシウマイ弁当は現在でもロングセラーですね。
でも発売当社は全然売れなかったようなんです。
あるきっかけで爆発的に売れていった・・・・
今回は、そんなシウマイ弁当に隠された秘話をご紹介します。
シューマイ弁当を開発・発売
シューマイ弁当の発売元崎陽軒の歴史は古く、
1908年(明治41年)に当時の横浜駅の構内の売店としてオープンしました。
シューマイを売り出すのはもっと後の話で、
1928年に当時の社長だった野並茂吉さんが横浜の名物がなかったので、
何かないかと探したところ中華街に出ていた『焼売』を見て、
これだ!!
と思い発売することになりました。
でも1つ問題が・・・
シューマイは温かいうちは美味しいのですが、
冷めてしまうと美味しくなくなってしまいます。
ましてや調理してすぐ食べてもらえない駅弁には向かないと思われていたのです。
そこで考えたのが、冷めてもおいしいシューマイを作ること。
そこで野並社長は横浜中華街で点心職人をしていた料理人をスカウトし、
約1年間開発に時間をかけ、
崎陽軒独自のシューマイ弁当が開発されました。
しかし、冒頭でもお話ししましたが、
発売当初から順調に売れたわけではありませんでした。
シューマイ弁当販売作戦!謎の美女軍団『シウマイ娘』が・・・
どうしたら売れるのか???
悩んで出た答えが・・・
『シウマイ娘』をPRのために導入することをはじめます。
当時、駅弁の売り方といえば、
今でこそ駅構内の売店や社内で売り子のお姉さんが回ってきて販売するスタイルが一般的ですが、
駅のホームで立った販売員がかごや箱に入れた食べ物を電車の窓から乗客に売るというスタイルでした。
そこで崎陽軒が考えたのが、
その販売員をきれいなお姉さんにしてみようと・・・
当時ではあまり見られなかったきれいで赤色のチャイナドレス風の制服を着て、
制服には『シウマイ』と書かれ、
胸には白色のたすきをかけ、
まるでミスコンの優勝者のように、とてもきれいなお姉さんを販売員に起用してみたのです。
『シウマイはいかがですか??』なんて乗客に微笑んで。
そこから注目を集め、どうせシューマイ買うならシウマイ娘から買おうってなことになって、
シウマイ娘はアイドル的存在に。
全国で話題になったことで『シウマイ娘』は女性のあこがれの職業とまで言われるようになりました。
今の企業のキャンペーンガールのさきがけのような感じですね。
このおかげで崎陽軒のシウマイ弁当は一躍大ヒット商品となるのでした。
当時の時代背景からはなかなか思いつかない発想で、
経営危機を突破!!したというお話ですね。
さいごに
今でこそ有名な崎陽軒のシウマイ。
横浜に名物がなかったこと、
シウマイの誕生秘話など知りませんでした。
まだシウマイ弁当を味わったことがない方がいらっしゃれば、
是非一度お試しください!!
以上、KEIGOでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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