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2019/2/28 更新
最近ニュースでよく目にするベネズエラの国政のニュース。
あなたはご存知ですか?
2019年1月10日にマデュロ大統領が就任式を最高裁判所で
行いました。
このマデュロ大統領は世界で最も失敗している大統領とも
言われていて、
国内の経済を悪化させています。
ただ、もう1人このベネズエラ国内の大惨事を招いたのがマ
デュロ大統領の前のウーゴ・チャベス前大統領。
ウーゴ・チャベスが行った政策として貧困層を助ける最善の
方法は市場を機能させないことだと考え、
民間企業を接収し価格を統制して政府の借金を拡大させてし
まいました。
そのため現在、ベネズエラでは異常なまでのインフレが起こ
り国民が混乱し、
ベネズエラを離れる人たちが後を絶ちません。
この先ベネズエラはどうなっていくんでしょうか?
ベネズエラ・ボリバル共和国
ベネズエラ・ボリバル共和国は南アメリカ大陸の北端に位置し、
南アメリカ大陸の中でも指折りの自然の宝庫としても知られて
いる。
原油埋蔵量は2977憶バレルで世界一。
民族
ベネズエラ人はたくさんの人種と民族が合流して生まれていて
現在も移民が入り続けている。
先住民はインディアヘナのカリブ人やアラワク人が住んでいた。
1950年からヨーロッパからの移民ブームがあり、
イタリア、スペイン、ドイツ、ポルトガル、シリア、レバノン、
パキスタン、インドなど1950年から1958年までに45万人もの
移民が流入しました。
人口
1830年におよそ80万人ほどだったが第2次世界大戦以降急速に
人口が増加し1967年には900万人、1983年には1639万人、
2007年には2600万人になった。
しかし現在は2010年以降ハイパーインフレによる経済混乱の影
響で南米各国に国民が流出し2018年までに300万人を超えると
いわれている。
言語
スペイン語が公用語ですが移民が多くドイツ語やポルトガル語な
ども話されています。
インフレの実態
2012年以降ベネズエラはインフレの道をたどり、
2014年からハイパーインフレといわれるまで落ちこんだ。
インフレ率169万%???
ベネズエラの首都カラカスでは2.4kgの鶏肉が1460万ボ
リバル(約250円)で売られている。
またトイレットペーパー1本260万ボリバルとなっていて、
評論家は2019年中に1000万パーセントを超えると話して
いました。
通貨価値はほとんどなくなる
お金が紙切れとなっていますね。
先ほど書きましたが250円=1460万ボリバルですからねえ。
治安悪化が止まらない
インフレの原因の1つに物資不足があげられるのですが、
現在のベネズエラは深刻で常日頃から略奪や強奪が起き
ています。
2012年の殺人事件発生率は10万人当たり119人と世界で
第3位になりました。東京の約100倍となっています。
治安が悪いことで有名なメキシコでもベネズエラは危険だ
から行くなといわれるほど・・・
まとめ
ベネズエラといえばたくさんのメジャーリーガーや
MBAプレーヤーが活躍しています。
自然豊かで資源も豊富な国がなぜこんなことになるのでしょうか。
早く問題を解決し安全に渡航できるようにしてもらいたいものです。
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