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2019/2/19更新
2月18日にRIAP(ライザップ)グループの瀬戸健社長が
産経新聞のインタビューに応じ、
『本社人員を(現行の)半分にする方向で動いている。』
と述べました。
また14日に発表した2018年4~12月期の連結決算は、
純損益が81億円(前年同期は51億円の黒字)に転落したと
発表しました。
会社の経営の主力であるフィットネス事業は好調なのに対
し、買収したゲーム、音楽ソフト販売のワンダーコーポレ
ーションの経営再建が遅れていることが響いているようで
す。
CMでも芸能人のダイエット成功例をたびたび放送し、
話題にもなっているのに事実上本社の社員さんをリストラ
しないといけないなんて変な話ですね。
いったい何が起きているんでしょうか???
たくさんの子会社が損失計上
ライザップグループは主力のボディメーク(フィットネス)
事業以外に事業を拡大するためにアパレル関係の企業や出
版社、エンターテイメント店を傘下におさめようとM&A
を積極的に行ってきました。
しかし、経営再建ノウハウをいかして買収した子会社の再
建が思うように進まず多くの子会社が赤字幅を拡大してし
待ったことが今期決算に響いたという結果です。
特に不調だったのはCDやDVD、書籍販売店の新星堂などを
展開するワンダーコーポレーションや化粧品販売を展開し
ているジャパンゲートウェイ、フリーペーパーなどの情報誌
を製作しているサンケイリビング新聞社とぱどなどで、
どの子会社も過去1年以内にライザップグループ傘下に入った
企業でした。
リストラで社内脂肪を削減することでイメージ低下?
フィットネス事業では1対1で結果にコミットする事業体系が多
くの消費者に受けて口コミや満足度などかなり高く、
リバウンドする確率も低いことで話題になっていますが今後は
消費者も離れてしまい、
ブランディングの低下を招いてしまうんではないでしょうか?
そうなってしまってはたくさんのM&Aを行ったことの損失は
赤字以上に会社全体に響いてしまうでしょう。
経営再建に71歳のプロ経営者がカギ??
昨年6月に前カルビー最高経営責任者で『プロ経営者』として
有名な松本晃氏がライザップグループに迎え入れられました。
ライザップ内部や経営陣を内側から変えるべく71歳のご老体が
今後の活躍に期待しましょう。
ウーマン君は何をつぶやく???
ウーマン君ことウーマンラッシュアワーの村本さんはこの件につ
いて何かつぶやいているかと思いましたが何も反応は示していま
せんでした。
残念!
まとめ
業績赤字に転落したライザップですが何年もこんなことを
繰り返すことはないと思います。
ただ、多くの社員を削減して経営を変える手法はいかがな
ものでしょうか?
そもそも経営者の怠慢で必要のない数の社員がいあっとい
うことですかな?
色々と考えさせられるニュースでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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