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019/2/4更新
サンデー四天王と呼ばれた競走馬ロイヤルタッチが2月2日死亡していたことが
発表されました。
GIの勝利はなかったもののデビュー前から名馬ウィニングチケットの半弟である
ことで注目を集め、当時3歳(現2歳)時の三冠レース皐月賞2着、ダービー4着
菊花賞で2着と大健闘しましたね。
サンデー産駒の英雄がまた1頭去ってしまいました。
今回はロイヤルタッチの現役時の栄光とロイヤルタッチにまつわるエピソードな
どをお伝えしたいと思います。
父サンデーサイレンス
ロイヤルタッチのお父さんは現在日本の競馬において最も重要な1頭であり、サ
ンデーサイレンスがいなかったらこんなに日本の競馬は海外の競馬に並べなかっ
たでしょう。
競馬ファンではなくても名前を聞いたことがある競走馬はほとんどがサンデーサ
イレンスの血を受け継いでいます。
サンデーサイレンスの現役時
サンデーサイレンスは現役時代、日本の競馬とは全く関係ありません。
アメリカで生まれアメリカの競馬場で走っていた馬でサンデーサイレンスの戦績
は14戦9勝2着5回と1着と2着しかありません。
またアメリカのG1を6勝しています。
現役引退後、社台グループの創業者でもある吉田善哉16億5000万円で購入
し日本で種牡馬として繋養されるようになりました。
サンデーサイレンスの代表産駒
多すぎて書ききれませんが・・・
・ディープインパクト
無敗の三冠馬(2頭目)日本競馬の歴史で最強馬。最高種牡馬。現役時は13戦
12勝2着1回ですべてのレースで断トツの1番人気。
・ハーツクライ
日本での戦績14戦5勝とあまりよくは見えませんがディープインパクトに勝
った唯一の競走馬。
・ダイワメジャー
主にマイルから中距離戦で活躍した馬で競争成績は27戦9勝でG1を7勝して
います。子供たちも大活躍中。
・ゴールドアリュール
主にダートのレースで活躍した馬で競争成績は16戦8勝でダートのG1を地方
競馬も合わせると4勝しています。
・マンハッタンカフェ
古馬になってから活躍した馬で競争成績は12戦6勝でG1を有馬記念を含む3
勝しています。
・スペシャルウィーク
武豊騎手が初めてこの馬でダービーを勝ちました。競争成績は17戦10勝でG
1を4勝しています。
などなどとても書ききれませんがサンデーサイレンスの産駒は通算3719勝で世界
で第2位です。
誇らしい限りですね。
一度競馬新聞を見てみてください。競走馬の名前の右上に父の名前が書かれています。
そのほとんどが先ほどあげたサンデーサイレンスの子供たちです。
ロイヤルタッチの現役時
ロイヤルタッチは現役時代イシノサンデー、バブルガムフェロー、ダンスインザダー
クと合わせて『サンデー四天王』と呼ばれていましたがロイヤルタッチだけG1を勝て
ませんでした。
毎回好走するのですが1着にはなれず・・・
生涯成績15戦3勝ですが2着が4回、3着が2回、4着が3回ととにかくもう少し
という結果が多い印象でしたね。
だからファンが多かったのも事実ですね。
ロイヤルタッチの鞍上は?
新馬戦には武豊騎手が乗り勝ちましたが主戦騎手は岡部幸雄騎手ですかね?
蛯名正義騎手やオリビエ・ペリエ騎手なんかも乗っています。
ロイヤルタッチの産駒
ロイヤルタッチの産駒たちはあまり活躍できませんでした。
産駒のG1勝利はなく重賞勝利もアサヒライジングが勝ったクイーンカップ(G3)のみ。
いい馬が必ずしもいい父親にはなれないということですね。
まとめ
また1頭現役時人気馬がこの世を去りました。
ロイヤルタッチに魅せられて競馬を始めた人や競馬ファンになった人などたくさんいる
でしょうがこれからも日本の競馬が世界で通用する日を夢見て応援していきましょう。
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