元日本代表の中村俊輔選手が今年もジュビロ磐田でプレーすることになりました。
去年は右足首のけがの影響で出場したのは16試合、先発出場12試合と出番も少なく、
自身初となる一年を通してノーゴールと彼の輝きからは想像できないほど苦しいシーズンを送った。
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中村俊輔は輝きを取り戻せる?
2017年に横浜Fマリノスからジュビロ磐田に移籍し、開幕戦のセレッソ大阪戦
からスタメンでフル出場。3月11日の大宮アルティージャ戦で移籍後初とな
るゴールをフリーキックで決めて見せた。当時39歳ではあったが全く年齢を感じ
させないプレーや高い技術を披露してきました。俊輔選手を手放した横浜Fマリノ
スは相当ダメージが大きくクラブ公式ホームページで声明をだすほどでしたもんね。
そもそも、中村俊輔選手はスタミナやスピードといった部分がずば抜けて優れてい
るというプレーヤーではなく、ボールコントロールやパス技術に優れているテクニ
シャンタイプの選手です。それも日本では常にトップクラス。
彼ぐらいの技術を持ち合わせている選手が突然、ボールコントロールが悪くなったり
パスの精度が落ちたりすることはないので、今年1年を通じて身体を鍛えなおして
ケガをしない肉体を作れば41歳になる今シーズンは昨年とは見違えるほどの活躍
が期待できるでしょう。中村俊輔のフリーキックを堪能しましょう。
中村俊輔選手の輝かしい栄光
あなたもご存じでしょうが、中村俊輔選手といえば数少ない海外のフットボールリー
グで長く活躍した選手の一人です。
横浜マリノス(現横浜Fマリノス)からイタリアセリエAのレッジーナに移籍。
1年目からレギュラーで出場しシーズン7ゴールを記録しました。
また3年間プレーしたレッジーナからスコットランドのプレミアリーグの長強豪セル
ティックに移籍し、スタメンを勝ち取り移籍した2005年はリーグ優勝と国内のカ
ップ戦優勝と2冠に大きく貢献しました。
セルティック在籍時、2006-07シーズンのUEFAチャンピオンズリーグに初出場し
プレミアリーグの強豪マンチェスター・ユナイテッドの本拠地、オールドトラフォー
ドで行われたグループリーグ第1戦でフリーキックでゴールを記録しました。
これはUEFAチャンピオンズリーグ日本人初ゴールになりました。

Pexels / Pixabay
2009年からはセルティックからスペイン・リーガエスパニョーラの古豪RCDエスパニョールに移籍。
しかし、思いのほか結果が残せませんでした。
海外で活躍時の成績
年度 | 所属クラブ | 出場 | 得点 |
2002-03 | レッジーナ | 32 | 7 |
2003-04 | レッジーナ | 16 | 2 |
2004-05 | レッジーナ | 33 | 2 |
2005-06 | セルティック | 33 | 6 |
2006-07 | セルティック | 37 | 9 |
2007-08 | セルティック | 26 | 6 |
2008-09 | セルティック | 32 | 8 |
2009-10 | エスパニョール | 13 | 0 |
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