村木厚子さんの現在は?164日も勾留された公務員えん罪事件の真相

テレビ事件系

ArtsyBee / Pixabay

 

こんにちは、KEIGOです。

 

真面目に仕事をしていただけなのに!!

 

なぜか逮捕され164日間も拘留されてしまった、

元公務員の村木厚子さん。

 

このえん罪事件が起きたのはちょうど10年前の2009年。

 

一体何があったのか、

今回は村木厚子さんの身に起きた悪夢の冤罪事件をお伝えしていきたいと思います。

 

164日も拘留されたえん罪事件の真相

 

この事件は2009年に発覚した『障害者郵便制度悪用事件』と呼ばれ、

メディアによって事件名は様々で

 

『郵便不正事件』

『郵便割引不正事件』

『郵便割引制度悪用事件』

 

などなど・・・

 

事件の概要

 

この事件は、

当時障害者団体とされていた『凛の会』や『健康フォーラム』が、

2006年から2008年ごろにかけてベスト電器や健康食品販売会社などのダイレクトメールを障害者団体の定期刊行物と装い、

不正に低価格で発送していたことが発覚しました。

 

通常の郵便料金よりも数十億円安くダイレクトメールを発送していたんです。

 

なぜこんなことが出来たかというと、

郵便物の種類の中に第三種郵便というものがあり、

一定の要件を備えた低料金の定期刊行物のなかでも発行する人が心身障害者であることを証明した場合、

心身障害者用低料第三種郵便物の制度があるんです。

 

例えば第三種郵便として月刊誌を送ると通常料金は84円ですが、

この制度が適用されれば30円で発送できるんですよ。

 

この不正が発覚したことで、

大阪地検特捜部が捜査した結果、実に障害者団体6団体の定期刊行物と偽り、

11社の広告主のダイレクトメール約3180万通が違法に発送されて差額約37億5000万円を免れていました。

 

広告主や障害者団体、広告代理店などの関係者たちが次々と逮捕され起訴されました。

 

この障碍者団体の1つ、

先ほどもお話しした『凛の会』はこの低料金の郵便物を発送するのに必要になる障碍者団体の証明に、

厚生労働省が発行した証明書を使用していたのでこの文書を実際に作成した、

厚生労働省の障害保険福祉部企画課予算係長(当時)と文書の発行権限を持っていた、

障害保険福祉部企画課長だった村木厚子さんが大阪地検特捜部に逮捕されました。

 

後に村木厚子さんが指示したことを認められず無罪となり大阪地方検察庁も控訴を断念したことで

事件は決着しました。

 

しかし、村木厚子さんはえん罪ながら逮捕されてから裁判までなんと164日間も拘留される問うことになってしまうのでした。

 

到底考えられないことですよね。

 

村木厚子さんが勾留された164日間は?

 

えん罪から数年がたった2018年に村木厚子さんは取材を受け、

拘留された地獄の164日間について語られています。

 

取り調べは20日間、

毎日午後の早い時間から始まって夕方の食事を挟んで夜の21時から22時まで続きました。

 

公務員ですから取り調べにちゃんと協力するつもりでしたけど、

どこかで罠にはめられるんじゃないか、

自白を取られるんじゃないかという恐怖がすごくあって、

本当に苦しい戦いでしたね。

 

真面目な村木さんの葛藤がよくわかりますよね。

 

さらに取り調べはどのように進められるのですか?と聞かれ、

 

取調室で机を挟んで検事と向き合うんですけど、

相手はプロですから本当に緊張しました。

 

検事に聞かれたことに対して私が答え、

検事がとったメモをベースにパソコンで供述調書がとられます。

 

毎日へとへとになって部屋に戻ると、

壁に貼ってあるカレンダーを見て、

1日が終わったと、2日終わったと確認していました。

 

カレンダーを眺めたからって勾留期間が減るわけじゃないんですけど、

眺めずにはいられない。

 

毎日穴が開くほど眺めてました。

 

とても毎日がつらいことがよくわかります。

 

精神的にもずいぶんまいっていたのではないかと思います。

 

でも無罪を勝ち取り、えん罪となったからには検察にも問題があったのではないでしょうか?

 

村木厚子さんのプロフィール

 

 
 
 
 
 
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公務員でありながら、

こんな悲惨な経験をしている村木厚子さんとはどんな人物なのでしょうか?

 

村木厚子さんは1955年12月28日生まれの現在63歳。

 

高知県出身で大学は高知大学文理学部経済学科を卒業され、

労働省に入省しました。

 

この時の国家公務員上級試験の合格者で高知大学出身者は村木厚子さんただ1人だったそうです。

 

特に目立つ存在でもなく官僚のエースと呼ばれるような存在ではなかったのですが、

仕事に対してのまじめな姿勢や、

物腰が柔らかい人柄でいわゆる調整型官僚としてとても評価されました。

 

そういうことを評価され、

2008年には厚生労働省雇用均等・児童家庭局長に抜擢されます。

 

そしてえん罪となる事件が起こり・・・

 

その後、無罪となり復職することとなります。

 

そして様々な役職を歴任し、

2013年7月2日に厚生労働省の事務次官に就任し、

2015年10月1日に定年で退任するまで立派に職務を全うされました。

 

村木厚子さんの現在は?

 

定年退職後、

村木厚子さんはいろいろな企業からお誘いがあり、

2016年には伊藤忠商事の社外取締役に、

コミカミノルタ株式会社のアドバイザーに。

 

2017年には津田塾大学の客員教授にと素晴らしい経歴を作っていきます。

 

そして現在は自身が中心となって立ち上げた、

『若草プロジェクト』なるものを取り組んでいます。

 

家庭内暴力や貧困というものから10代・20代の女性を救おうというのです。

 

実は村木厚子さん自身が拘置所で知り合った若い女性たちが、

色々なことで悩んでいることを知り、

何か自分も助けることはできないかと考えたことが始まりだそうです。

 

さいごに

 

村木厚子さんが公務員にして無実なのに逮捕され164日間も勾留されたことについてお話してきました。

 

検察が起訴し、

有罪になる確率は日本では99%以上だと言われています。

 

その約1%にも満たない事件の1つが村木厚子さんの冤罪事件ということですが、

その反面、有罪になりそうにない事件は起訴しないということも問題ではないかと思います。

 

少し考えさせられますね。

 

以上、KEIGOでした。

最後まで読み進めていただきありがとうございました。

 

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