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バーナード(バーニー)マドフの6兆円詐欺事件の真相と経歴だまされた俳優は?

アンビリバボー
Maklay62 / Pixabay

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こんにちは、KEIGOです。

 

アメリカで起きた前代未聞の詐欺事件。

 

被害総額は648億ドル(約7兆円)ともいわれる史上最大の事件をご紹介しましょう。

 

この事件は8月1日のアンビリーバボーでも大きく取り上げられるようで、

とても楽しみですが、放送される前に知りたい方も多いのではないでしょうか!?

 

犯人の男は、

なんと25年もの間世界をだまし続け、

被害者の中には有名映画監督やハリウッド俳優、数々の著名人がいたというんです。

 

なぜこんなに長い間嘘を突き通せたのか???

 

真相を見ていきましょう。

 

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バーナード(バーニー)マドフの6兆円詐欺事件

 

この前代未聞の巨額な詐欺事件の真相を語る前に、

詐欺事件の中心人物バーナードマドフについて彼がどんな人物なのかを見ていきましょう。

 

バーナードマドフの経歴

 

バーナード・ローレンス・マドフは1938年4月29日生まれの81歳で、

ニューヨークのクイーンズにユダヤ系アメリカ人の息子として誕生しました。

 

成績優秀だったマドフは高校卒業後、アラバマ大学へ入学。

 

アラバマ大学卒業後、ホフストラ大学にも進学し、

ここでみっちり政治学について学びました。

 

1960年に大学を卒業してすぐにバーナード・マドフ証券投資会社を設立し、

経営者としてのスタートを飾ります。

 

ここから事件が起きるまでの間、

投資家たちからは優秀な資金運用能力を持った人物ということで信頼され、

地位を築いていきます。

 

また日本のJASDAQに当たるNASDAQ市場の創業メンバー。

株式業界ではとても重要人物の1人でした。

 

事件が明るみになるまでは・・・

 

バーナード(バーニー)マドフの6兆円詐欺事件の真相

 

このバーナード・マドフが起こした詐欺事件は、

実際後で見てみればとてもお粗末なものでただのねずみ講のようなもの。

 

バーナード・マドフが自ら運営する投資ファンドで10%以上の高利回りとうたい、

投資家から資金を集めていました。

 

この10%の配当を後から出資した投資家のお金で支払っていたというもので、

こんな単純で古典的な金融犯罪をなんと25年もの間続けていたんですね。

 

なぜ25年もの間こんなことが出来たのかというと、

マドフの人物像や信用、

さらに自らが投資を募るのではなくどうしても投資したいという顧客にだけ契約したり、

また断ったりもしていたので人々は選ばれたものだけしかマドフのファンドに投資できないということで魅力を感じ、

ますます被害が拡大していったのでしょう。

 

しかし、ねずみ講には必ず終焉が待っています。

 

きっかけはリーマンブラザーズの破綻で起きた世界同時金融危機でした。

 

この時に色々な金融機関が資金繰りにとても困り、

一気に預けていた資金を引き上げることになりました。

 

マドフのファンドはこの資金引き上げにもちろん応じることもできません。

 

マドフは一般の投資家だけではなくプロの金融機関などもだましていたので、

被害者はロイヤルバンク・オブ・スコットやBNP、

サンタンデールといった海外でも大手金融機関、

さらに日本の野村證券や住友生命保険、三井住友生命保険などなど

 

被害にあってしまいました。

 

マドフは逮捕され、

多くの投資していた投資会社も破綻へと追い込まれていったのでした。

 

バーナード(バーニー)マドフの6兆円詐欺事件でだまされた俳優は?

 

この詐欺事件で被害者となった投資家の中に、

誰もが知っている著名人も含まれていました。

 

ハリウッド俳優のケビン・ベーコンや有名な映画監督スティーブン・スピルバーグ、

ニューヨークメッツのオーナーのフレッド・ウィルポンなど・・・

 

こういう人たちをもだまして6兆円以上の資金を作り、

さらに被害が膨らんでいってしまったんでしょう。

 

 

バーナード(バーニー)マドフの6兆円詐欺事件逮捕後

 

裁判でバーナード・マドフは650億ドル規模の投資詐欺について認め、

さらにマンハッタンやロングアイランド、

フロリダ州のパームランドやフランスに所有していた不動産総額20億円を没収。

 

また銀行口座や金融商品などすべて合わせて100億円近くを没収されることになりました。

 

そして2009年6月29日、

詐欺と資金洗浄などの罪で禁固150年が言い渡されました。

 

もちろんマドフは現在も刑務所の中で生活を送っています。

 

バーナード・マドフトランプ大統領に恩赦を求める??

 

以前、バーナード・マドフがトランプ大統領に対して、

恩赦を求める懇願を提出したとの記事が出ましたが、

アメリカの司法省のウェブサイトでマドフは恩赦ではなく景気短縮を求めていると発表しました。

 

このことについて、

これだけの被害額を出し、被害者も多数いる中で、

懇願を認めるような可能性はほとんどないとのこと・・・

 

マドフ自身は自由の身で人生を終えられるようにと願った形となりましたが、

受け入れられることはないでしょう。

 

しかし、マドフもすでに81歳。

 

そう長くは人生は続かないので少しかわいそうな気もしますが・・・

 

さいごに

 

禁固150年という途方もない年数を言い渡されたバーナードマドフ。

 

事実上の終身刑ですが、

それだけ起こした詐欺事件は多くの被害者を生み、

投資会社も破綻するという最悪の結果になってしましました。

 

もう2度とこういうことが起きないでほしいものですね。

 

以上、KEIGOでした。

 

最後まで読み進めていただきありがとうございました。

 

そのほかアンビリーバボーで放送された事件のおさらい

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